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世の中は昨日まで3連休だったそうです。
にもかかわらず、土曜日も月曜日も授業でした。

前にも書きましたが、月曜日はハッピーマンデー法のために、極度に年間授業回数が少なくなり、それを補うための平常授業。
休日なのに休めないアンハッピーマンデー法の改正を望みます。

今日は授業がない日ですが、緊急で仕事が入りました。
大学の付属楽器博物館に、石器に使われた讃岐地方原産のサヌカイトという石で造られた、チャイムのような楽器があるのですが、その楽器で演奏する童謡の編曲です。

普通の楽器で編曲する分には難しい仕事ではないのですが、長い余韻と大きく揺れる構造が演奏を難しくしているので、配慮が必要な楽器です。

結局半日仕事になり、その後明日の授業の準備を始めたので、今日も一日仕事になってしまいました。
自分の好きな仕事なので愚痴るつもりはありませんが・・・

準備のメインは作品研究のための楽譜作り。
手持ちの楽譜をコピーすれば簡単に済むのですが、分析しやすいように邪魔なデータを削除し、スペースを広く撮って教材にしています。
自分で入力することによって、音を確認することも狙いです。

対象はラヴェルの「水の戯れ」。
原本は40年以上前、高校生の時に購入した楽譜。
もう黄ばんでしまっていますが、懐かしい思い出がよみがえります。
これを見ながら、サンソン・フランソワのLPを、何度も聴いたなあ・・・


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やべっちFC、最初の話題は代表のセルビア戦。
何度見ても情けない。
動きが悪すぎ。

DFからボランチにはボールが渡るけれど、その先になかなかいかない。
もちろん、センターライン付近からセルビアのプレスがきつくなっているけれど、それは当然のこと。

さらにリズムが単調。
トラップ・キープ・探してパスの繰り返し。
リズムに変化がないので、コースを読まれて奪われる。
セルビアの横綱相撲に見えてしまいました。

ナビスコ準決もじれったかったですね。
守りに徹する川崎に手を焼き、攻め続けながら入らない。
でも、これがよかったのかもしれません。
前半で得点すれば、当然後半は川崎が攻めてくる。
守ると弱いレッズ。
追いつかれていたかもしれません。
先制は残り10分。
これで、川崎の攻撃のリズムができる前に試合終了。
何が幸いするかわかりません。

決勝は11月2日(土)聖地国立。
相手は柏です。
ん?確か10月27日(日)にリーグ戦で柏と当たるから、連戦ですね。

柏は下降気味、連勝して上昇気流に乗るレッズ、この勢いで2試合とも勝利を!

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作曲の勉強を始めたばかりのころ、出会った作品にことごとく魅了され、多くの影響を受けました。
調性のある歌曲や合唱曲、無調性の室内楽や管弦楽曲のどれもが完成度が高く、作品から学んだことは多岐にわたります。
高校を卒業した直後、後輩たちが歌うNHK合唱コンクールの課題曲「道」の練習に一緒に参加しましたが、複雑な転調をするのにとても歌いやすく、転調のコツを覚えるきっかけになりました。
(ちなみに、この時審査員をしていた作曲者の三善晃さんから、高校の合唱部宛てに「自分の思い通りの表現をしてくれた」とお褒めの手紙をいただきました。)

享年80歳。
まだまだ作品を書きつづけてほしかった作曲家でした。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

201310061035

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BSフジで土曜日に放送していた「旅する音楽」の2回目を見ました。

北インドのロマ民族の一部が、旅芸人として世界各地へ広がり、それぞれの文化と同化しながら定住していく過程が、要領よくまとめられていました。
大半のことは知っていることでしたが、動画で見ることが少なかったので、よい資料になります。

専門家でも間違える楽器の名前や音楽用語が、正確に伝えられていたので監修が気になりましたが、民族音楽学者の塚田健一さんが担当していました。

ちなみに、ジプシー音楽やハンガリー音楽と呼ばれてきた音楽は、このロマたちの音楽のことで、スペインのフラメンコもこの音楽を基盤としています。

201309231021

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大学院修士・作曲学科の作品研究は9月からドビュッシーの分析に入っています。
肩慣らしに「子供の領分」を3曲分析してから「前奏曲集1巻」を扱おうと考えているのですが・・・

1曲目「Danseuses de Delphes デルフの舞姫」の13-14小節です。

メシアンの講義をもとに「ドビュッシー 前奏曲集 第1巻 全曲研究」を書いた別宮貞夫さんは、この部分を「A♭長調(変イ長調)」と分析していますが、何度聞いても、何度弾いてもAs-durには聞こえてきません。

まだこの作品の授業は終わっていないので、生徒がこのブログを見てしまう可能性があり、自分の考えを書くわけにはいきませんが、授業終了後自分の考えを書きたいと思いますが、参考意見をいただければ幸いです。

本当にメシアンはAs-durと言ったのかなあ・・・
それともこの部分は別宮さん独自の考え?
本にはその区別がないのでわかりませんが。

20130916990

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