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阪急阪神ホテルズが運営する8ホテルの計23店舗で謳い文句とは異なる食材をを使っていた問題で、出崎弘社長が記者会見を行い、その席で次のようなやり取りが行われました。
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「従業員が意図をもって、食品の誤った表示をして、利益を得ようとした事実はない」(阪急阪神ホテルズ 出崎弘社長)
・Q.誤表示、偽装どちらの認識か?→「誤表示でございます」(阪急阪神ホテルズ 出崎弘社長)
・Q.「芝エビとイカのクリスタル炒め」の件だが、発注段階で「バナメイエビ」と発注していますよね。これは偽装ではないか?→「調理担当が『芝エビと表示していい』と認識していた」(森本正伸常務)
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要するに、担当者の無知が引き起こしたミスで、我々責任者は関知していないという言い訳の会見です。
責任逃れの恥ずかしい会見ですね。
その社員を採用した自分の無能を反省せずに、責任を部下に押し付ける。
(本当に社員が無能だったからなのかはわかりませんが)
これを聞いていた社員の皆さんは、さぞ恥ずかしい思いでいたことと思います。
責任をとる人だから責任者なのに、責任を転嫁するのでは無責任者と呼んだ方がふさわしい。
(ちなみにJAS法では偽装と誤表記の違いは関係なく、どちらも違法です)
食品の偽装誤表示問題は、思い出すだけでも枚挙にいとまがありません。
・ジエチレングリコール混入ワイン
・雪印牛肉偽装
・不二家の使用期限切れ牛乳
・「白い恋人」「赤福」の賞味期限書き換え
・三笠フーズの毒入りコメ
・三瀧商事のコメ産地偽装
食品に限らず、車でも家電でも嘘が絶えません。
先日書いた「ほこXたて」事件も同様。
もちろん日本だけのことではなく、世界中で正々堂々と嘘がまかり通っているのでしょう。
「商品を見たら偽装を疑え」「人を見たら詐欺師と思え」「犬も歩けば嘘に出会う」などということわざができないことを祈っています。
201310261080