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震災後2年の特別番組が各局で放映されています。
その中で、ある自治体の長が補助金について語っていました。

国から補助金は支給されるのですが、その使途が厳格に決められていて、一番困っていることに使うことができない・・・

ここにも情けないお役所仕事の弊害があるのですね。
詳細なルールを決めないと、お金の無駄遣いになってしまうと決め込んでしまっているのでしょうね。

困っていることは、各自治体によって違うはず。
それぞれの自治体が使い道を判断すれば、それが最善の使途になるはず。

上から目線がじゃまするのですね。
「お上の言うとおりに従え」という上意下達の構造です。

同じことをシラバス(講義要綱)の作成で体験しました。
指示された書式の要点の中に、「到達目標をいれること」という一文がありました。
それで「・・・を最終的な目標としている。」と書いたところ、書き直しを命じられました。
「到達目標」という言葉をいれるように、というのです。
しかたなく「・・・を到達目標としている。」と書き換えたらOKでした。
無意味な仕事で情けなくなりましたが、これがお役所仕事です。

シラバスの場合は無意味な労力を追加することを我慢すればよいのですが、復興補助金は違います。
一刻も早い復興をと口では唱えながら、その復興を遅らせるルールを作って変えようとはしない。
自民党に代わっても、お役所仕事は変わらないのでしょうか。

20130311629


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