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10月8日に、ドビュッシーの前奏曲集第1巻第4番の曲頭の分析について、ほかの方の分析を批判して自分の考えを書きました。
http://issue.blog.shinobi.jp/Entry/389/

その後分析を進めていくと、自分の考えよりも批判してしまった方の分析のほうが正しかったのでは?と思い始めました。
曲頭だけ見ていると自分の考えが正しいと思うのですが、全体を見ると否定した下属同主調の属和音 は、この作品では極めて重要な役割を果たしていることがわかりました。
その和音を曲頭に持ってくることは自然な成り行きと思えます。
まだ考えは揺らいでいるので、またこの話題に触れるかもしれませんが、現段階での分析の中から下属同主調の属和音が使われている部分を3例ほど紹介しておきます。
批判してしまった方、ごめんなさい。

PreludesNo1_4_3.jpg
PreludesNo1_4_4.jpg

PreludesNo1_4_5.jpg


20121014398

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