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ChopinEtude25_7.JPGショパンの練習曲を、練習曲だからという理由で他の作品より芸術性が低いというようなことを公言している方もいるようですが、ちょっと悲しい話ですね。
授業のために作品25-7を分析しているところですが、素晴らしい作品だと思います。
ベルカントをしのぐ歌、オブリガート、そして何よりもハーモニー。
どれをとっても一級の芸術作品と呼ぶにふさわしい出来栄えです。
なんて、天才の作品を前に、こんなことを言うのはおこがましいのですが・・・
でもいるんです。
ショパンの練習曲の真価を理解できない人って。

ただ、どうしてこの曲が練習曲の中に入ったのでしょうか?
音の構成だけでいえば、初見でも演奏できるようなレベルなので、練習曲集の中に入れた理由がよくわかりません。
と思ったとき、やはりこれは単なる練習曲ではなく、全体を組曲とした作品にしようと考えた結果なのでは?
という思いがひらめきました。
その視点で全曲の構成を分析してみようかと思っています。
なにか発見があったらまた書くことにします。
20120456





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