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川越を中心に埼玉に都市ガスを供給している武州ガスが無料で提供する、クラシック・ファミリーコンサート(日本フィルハーモニー交響楽団・室内アンサンブルコンサート)に当選したので聴きに行ってきました。
本社が川越にあるので、川越でやってくれればいいのに、会場は所沢ミューズ。
川越にはいいホールがないので仕方ないですね。
それでも家から車で40分程度。
1時間前に出発したので、開場の13時には余裕で到着しました。
ホールの駐車場はなぜか閉鎖。
それなら事前に書いておいてほしかった。
仕方なしに最寄りの公園の駐車場にイン。
このホールは音響はいいのですが、トイレが少ないですね。
特に女子は長蛇の列ができてしまいます。
プログラムを入り口で配られましたが、作曲者の名前と曲目だけの最低限の情報。
裏の武州ガスの挨拶はいらないから、もう少し充実させたプログラムにしてほしい。
無料とはいえ、配慮を欠いています。
この程度なら案内のはがきに書けるのに、当日になって初めて曲目を知らされる、賭けのような演奏会でした。
内容は、名曲のよく知られた楽章だけを核にして、間に歌や親しみやすい曲を配した、名曲アルバムの寄せ集め。
その寄せ集められた曲が、どれも遅いテンポの曲がほとんど。
そして作品の完全な演奏が1曲もありません。
たとえば、バッハ:トッカータとフーガのトッカータだけ。
ヴィヴァルディ:四季の各シーズンの第1楽章だけ。
(全曲は各自聞いてくださいというコメントつき)
そう、各曲にコメントを入れるのですが、話が下手で、準備不足なのか内容が的はずれ。
ヴェルディの紹介に至っては、作曲家としても企業家としても成功し、音楽家にはめずらしい金満家で恵まれない音楽家に援助を惜しまなかった・・・など、演奏作品とはおよそ関係のない、自分たちの稼ぎが悪いことを自虐的に暗喩する恥ずかしいもの。
そんなことは居酒屋で飲んだ時に言ってくれ。
「こんなこと知らなかっただろう」と馬鹿にされた気分。
演奏家だからしゃべりは下手でもいいから、プログラムを充実させることを考えてほしい。
これは武州ガスのお仕着せ?
そんなことはないはず。
自分たちのプライドは捨てずに、しっかりとした内容にしてほしい。
少なくとも1曲は完全な作品を演奏するべきでは?
というわけで、演奏家たちの息抜きアルバイトにつき合わされた一日。
無料なら何をやってもいいという訳ではないでしょう。
ファミリーコンサートだから名曲のいいとこどりですませばいいの?
二度と行きたくないコンサートでした。
20130909974

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