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日本の音楽用語には不思議な習慣があります。
音名はイタリア語「do,re,mi,fa,sol,la,si」と日本語「ハニホヘトイロ」ドイツ語「cdefgahツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アーハー」が併用されています。
使用頻度でいうと、一般的にはイタリア語、音楽授業ではイタリア語と日本語、音楽の勉強を専門的に始めるとドイツ語ということになります。
(ポップス系では英語を使っていますが)

これに変化記号を付けた場合はイタリア語と日本語英語の併用が主流になります。
ドのシャープのように、「ド」はイタリア語、「の」は日本語、「シャープ」は英語。
日本語では「嬰ハ」、ドイツ語では「cisツィス」です。

不思議なのは、音楽用語では圧倒的にイタリア語が主流になっている(Allegroアレグロ快速にetc)のに、シャープをイタリア語で言える人がほとんどいないということ。
そして音楽の勉強を始めるとドイツ音名を日常的に使うようになるのに、ドイツ語でシャープを言える人もほとんどいません。

ちなみに変化記号を英語、日本語、イタリア語、ドイツ語の順に書いてみます。
シャープ、嬰、diesisディエジス、Kreuzクロイツ
フラット、変、bemolleベモッレ、Bベー

ほかにも音楽用語には不思議なことがいっぱいあります。
またの機会に・・・

20130206551

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