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学部4年次生のための対位法Ⅱの講義。
前期はインヴェンションの作り方を学習しました。
みな、よく書けるようになったのですが、教えたパターンは一つだけ。
アイデア豊富なバッハのインヴェンションを全て教える時間的余裕はないので、最後の2回で多様な形式を紹介してまとめにしようと考えています。
次回は転回カノンの傑作#2 c-moll を取り上げます。
前半で主調→平行調と転調するカノンが、後半で上声と下声を転回して属調→属平行調と転調し、三つ目の対旋律をストレッタのように交互に聞かせて主調を再現する巧みな構成です。

まだ学生の頃、カノンの練習で何度も模倣した懐かしい形式のインヴェンション。
対位法Ⅱを履修する学生たちは向学心が高いので、きっとこの見事な構成を理解してくれると思います。
20130627831

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前期はインヴェンションの作り方を学習しました。
みな、よく書けるようになったのですが、教えたパターンは一つだけ。
アイデア豊富なバッハのインヴェンションを全て教える時間的余裕はないので、最後の2回で多様な形式を紹介してまとめにしようと考えています。
次回は転回カノンの傑作#2 c-moll を取り上げます。
前半で主調→平行調と転調するカノンが、後半で上声と下声を転回して属調→属平行調と転調し、三つ目の対旋律をストレッタのように交互に聞かせて主調を再現する巧みな構成です。
まだ学生の頃、カノンの練習で何度も模倣した懐かしい形式のインヴェンション。
対位法Ⅱを履修する学生たちは向学心が高いので、きっとこの見事な構成を理解してくれると思います。
20130627831

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昨夜の話ですが、音楽学部と別科の作曲学科・学生による作品発表会を聞いてきました。
入学したばかりの1年生を除き、すべての学生が参加しました。
といっても、作曲学科の学生は人数が少ないので、10名足らずですが・・・
昨年に比べ、自分の主張がはっきりし、それを実現する技術が身についてきています。
参加者全員に努力の成果が見られ、嬉しくなりました。
もちろん、まだ経験の浅い学生たちですから、新しく身につけた技術が消化しきれず、バランスを欠いている部分もありましたが、この努力を続けていけば、必ずいい作品を書けるようになるでしょう。
みんな頑張れ!
20130627829

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入学したばかりの1年生を除き、すべての学生が参加しました。
といっても、作曲学科の学生は人数が少ないので、10名足らずですが・・・
昨年に比べ、自分の主張がはっきりし、それを実現する技術が身についてきています。
参加者全員に努力の成果が見られ、嬉しくなりました。
もちろん、まだ経験の浅い学生たちですから、新しく身につけた技術が消化しきれず、バランスを欠いている部分もありましたが、この努力を続けていけば、必ずいい作品を書けるようになるでしょう。
みんな頑張れ!
20130627829

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作曲学科・修士課程の講義:作品研究。
ショパンが終わったので次はフォーレです。
G. Fauré : Sicilienne Op.78

比較的分析しやすい作品ですが、教会旋法や付加音が多用されているので、視野を広げなければなりません。
4-5小節にすでに勉強しているドリア終止がありますが、変形されているのでわかりにくいですね。
学生たちの反応が楽しみです。
20130618810

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ショパンが終わったので次はフォーレです。
G. Fauré : Sicilienne Op.78
比較的分析しやすい作品ですが、教会旋法や付加音が多用されているので、視野を広げなければなりません。
4-5小節にすでに勉強しているドリア終止がありますが、変形されているのでわかりにくいですね。
学生たちの反応が楽しみです。
20130618810

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陸上自衛隊中央音楽隊の定期演奏会に行ってきました。
以前は毎回行っていたのですが、最近都合が悪いことが多く、3年ぶりくらいになってしまいました。

招待席は、音楽隊の教育にかかわってきた諸先生(私の先輩たち)や幹部のOBがほとんど。
始まる前や休憩時間は挨拶と思い出話で忙しいくらいでした。
指揮者である音楽隊長は後輩、客演指揮者は同じ学校の教授、演奏者の中には一昨年和声を教えた生徒たちが数名入っているので、まるで身内の音楽会のようでした。
やはり音はきれいですね。
世界でも指折り数えての吹奏楽団だと思います。
R.シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」とA.リードの「第4交響曲」がメイン。
どちらも演奏が難しい作品でしたが、一糸乱れぬという言葉がぴったりの完璧なアンサンブル。
さすが中央音楽隊です。
アンコール1曲目のあとで、隊長の挨拶。
そこで紹介された人・・・招待席の最前列に座っていて、どこかで見た人だなあ・・・と思っていた人ですが、小野寺防衛大臣でした。
音楽が好きなのですね。
野外コンサートにもかけつけたそうです。
そしてアンコールの最後は「行進曲・コバルトの空」
やっぱり自衛隊はマーチングバンド。
これだけはほかのバンドの追随を許さない・・・というか自分たちの音楽になっています。
ご招待ありがとうございました。
すれちがう幹部の方たちにお礼を言いながら池袋芸術劇場を後にしました。
20130519760
追記:池袋はジャズフェスティバルの真っ最中。ウェストゲートパークをメイン会場にして、芸劇のロビー、池袋駅構内のロビーで様々なバンドが演奏を繰り広げていました。


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以前は毎回行っていたのですが、最近都合が悪いことが多く、3年ぶりくらいになってしまいました。
招待席は、音楽隊の教育にかかわってきた諸先生(私の先輩たち)や幹部のOBがほとんど。
始まる前や休憩時間は挨拶と思い出話で忙しいくらいでした。
指揮者である音楽隊長は後輩、客演指揮者は同じ学校の教授、演奏者の中には一昨年和声を教えた生徒たちが数名入っているので、まるで身内の音楽会のようでした。
やはり音はきれいですね。
世界でも指折り数えての吹奏楽団だと思います。
R.シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」とA.リードの「第4交響曲」がメイン。
どちらも演奏が難しい作品でしたが、一糸乱れぬという言葉がぴったりの完璧なアンサンブル。
さすが中央音楽隊です。
アンコール1曲目のあとで、隊長の挨拶。
そこで紹介された人・・・招待席の最前列に座っていて、どこかで見た人だなあ・・・と思っていた人ですが、小野寺防衛大臣でした。
音楽が好きなのですね。
野外コンサートにもかけつけたそうです。
そしてアンコールの最後は「行進曲・コバルトの空」
やっぱり自衛隊はマーチングバンド。
これだけはほかのバンドの追随を許さない・・・というか自分たちの音楽になっています。
ご招待ありがとうございました。
すれちがう幹部の方たちにお礼を言いながら池袋芸術劇場を後にしました。
20130519760
追記:池袋はジャズフェスティバルの真っ最中。ウェストゲートパークをメイン会場にして、芸劇のロビー、池袋駅構内のロビーで様々なバンドが演奏を繰り広げていました。

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